2006年07月20日

060720 外壁工事(その2)

 今年は梅雨明けが遅く、外壁工事も進んでいないが、今日は久しぶりに雨が降らない日のようである。外壁のガルバリウム鋼板も徐々に張り進んではいるものの、あと1週間はかかりそうである。

 □東側の外壁を張っているところ(曇っているせいか、ギンギラギンには見えない)
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 最近は、24時間換気という設備を付けないとならないため、外壁に給気口や排気口が露出してきてしまうが、意匠的に隠したいので、給気口は、外壁の通気層から取るようにしている。

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 自然給気なので、メンテナンス不要と考えており、かつ通気層の空気を積極的に動かすことを目的としている。一昨年に竣工した住宅も同様にしているが、今のところ問題はないようである。
 まぁ、問題が出たら、外壁に穴を開ければ対処できるので大丈夫だと判断した。ただし、寒冷地の場合は、冬に部屋の温度と外部の温度差が大きいため、ドアを閉めると、部屋の空気がこの給気口から外部に漏れ、外壁の内側に結露するそうなので、注意が必要。

 外壁は、すべてガルバでは少々味気ないので、一部に杉板を使用している。居間の南側の壁の部分がそうであるが、露出梁や構造件仕上の野地板がすでに張ってあるため、大工さんは、細かい加工をしながら張っていた。

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 大工さんの予定では、玄関部分も張るはずだったが、今日はこの面で終了してしまった。>大工さん、いろいろと細かいことをいって申し訳ないm(_ _)m

やはり、木の雰囲気は良い。後は全体の外壁が張られたときの印象を早く確認したいところである。

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2006年07月18日

060718 ガレージの内装について

 今日も雨。外壁工事が進まない。そろそろ梅雨が明けても良い時期だが、今年は結構雨が多いみたいだ。
外回りの遅れは気になるところだが、内部の工事は順調に進んでいるようである。今日も施主から現場の写真が送られてきた。
 写真は、ガレージの内部である。天井、壁ともケイ酸カルシウム板(仕上げなし)となっている。
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本来は、壁をOSBで仕上げたかったのだが、確認申請時にガレージは内装制限の対象といわれた。
 今まで、このように住宅の一部にガレージを組み込んだ建物は自宅も含め、いくつか行っていたが、住宅のガレージに内装制限をしろといわれたのは、はじめてだった。
 当然、設計者としては納得できなかったので、審査機関とかなり論議したが、結論としては、茨城県では内装制限をおこなうと押し切られた。二項道路の件といい、茨城県には独自の解釈が多いようである。

これ以上詳しく知りたい方は、続きをどうぞ・・・。続きを読む
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2006年07月15日

060715 電気(配線)工事に思うこと

 住宅の場合、電気工事のなかで、スイッチやコンセントなど目に触れるもの、人が操作するものに関しては、施主にも位置や高さを確認して取り付けるようにしている。
 コンクリート住宅の場合は、打設時に配管を埋め込んでしまうため、コンクリート部分のスイッチやコンセントの位置を変更することは、基本的に無理だが、木造の場合は、後からでも変更ができたりするので、気持ちの余裕があったりする。しかし、一般にローコスト住宅では、天井のふところ(天井裏となる部分)がないことや壁もプレカットで行うので精度がよいから、胴縁等をつけずにそのまま仕上の材料を張ることが多い。そんなことから配線は、無造作に柱に穴を開け、通線されてしまう。

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 柱は、金物で補強する際に同様の穴を開けるし、この程度の穴なら強度的に問題が少ないかもしれないが、なければない方が望ましい。
 私としては、コンクリートの基礎と壁のところに木の見切りをつけて納めるようになっているので、Fケーブルは基礎上端に流してもらえるのだと勝手に解釈していたが、そんなに甘くはなかった。
 やはり、現場監理の重要性を痛感した。でも、毎日は現場に行けないよね・・・・。せめて着工時の検討事項としてきちんと説明しておくべきだった>要反省!。
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2006年07月14日

060714 外壁工事開始

 今日は、梅雨が一休みの好天気。ようやく外壁工事が開始される。外壁材は、いろいろな経緯から、「チューオー」という会社の「CSセンタースパン 」という成型版を採用することになった。

□ 製品の梱包をあけたところ
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 張り始めるにあたり、納まりが決まっていない部分について板金屋さんと打合せを行った。それにしてもこの日は半端な暑さではない。10時を過ぎた頃には、おそらく35°近くになっていたのではないだろうか。
 一番もめたところは、南側袖壁と破風の納まり。私としては、袖壁をすべて外壁材でくるんで破風は袖壁の間に見えるようにしたかったのだが、樋の関係など寸法が複雑に絡んで、なかなか決まらない。
 挙げ句の果てには、主任は「どちらでも良いですから決めてください」と暑さから逃げ出してしまった。

□納まりがなかなか決まらなかった袖壁部分
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こうなれば、先に音を上げた方の負けである。いろいろな案を出して、なんとか希望通りの納まりを勝ち取った。
気がつけばもうお昼。さて結果は・・・。後日公開、乞うご期待!

昼食後、現場に戻ると、外壁を北西角から張り始めていた。

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ここは、足場がかかっていて養生シートも付いていたので、普段あまり目にしなかったが、ここのタイベック(と思いたい)には「幸福を呼ぶ住いづくり」と印字されていた。
「ちょっと宗教がかっちゃいないだろうなぁ・・・」と思いながら、これに関しては、これ以上追求することは諦めた。

ここの部分が壁材として一番長い(建物の高さが高い)ので、6Mサイズの材料を特注している。やはり、継ぎ目がなく、一枚ものは美しい。

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これで順調に張り進めてくれよ!と思っていたら、突然の雷雨。それも結構降り続く。
すると、板金屋さんは、「本日終了」と引き上げてしまった。

外壁工事は1週間の予定とのことだが、来週までに終わらせてくれよ!>板金屋さん
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2006年07月12日

060712 内装壁施工開始

 ここのところ、天候不順で外回り(外壁)の施工が出来ない。現場に行く日程も遅れており、次回は14日に外壁の打合せを行うことになっている。
 前回現場に行ってからすでに12日が経過してしまったので、大分進んでしまったのだろうと心配していたら、本日、施主が現場に行って写真を撮ってきてくれた。どうやら内部の壁の施工が始まったようである。
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写真は洗面所の壁である。今回施主は、ローコストだけどビニルクロスなどの化学製品は使いたくないというので、内部の壁はOSBとしている。
 このOSBは、最近はやりではあるが、製品によってスタンプが綺麗な面に押してあったり、小口に色が塗られていたりと、仕上で使うには、吟味しないとならない。
 幸い、大工さんがきれいなOSBを探してきてくれたので、一安心だが、自分としてははじめて使う材料なので、少々不安もある。
 果たして、全体的に綺麗に貼れているだろうか?
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2006年07月04日

060704 中間検査合格?

 本日、午後検査機関から電話があり、「先日の中間検査の合格証が出来ましたので、取りに来てください」とのこと。
「指摘事項があり、写真提出する予定なんですが」というと、「いつでも良いですから、取りに来てください」と言われた。

この間の指摘事項は、どうでも良い内容だったのか?
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2006年07月03日

060703 釘の話

 6/30から床の仕上材を張り始めた。床材は、無垢のパイン材21oである。当然、あばれは予想できるので、施主にも「木材は生きているからあばれや狂いは出てくるよ」と釘をさしてあった。
 
 で、唐突だが釘の話。

 最近の大工道具は、昔に比べて機械化されているが、少し時間があったので、大工さんに工具の話を聞いてみた。
今回の床材も、コンプレッサーを使った釘打ち機で留めている。このコンプレッサーは、大工さんが個人で購入するらしく、10万円以上するのだそうだ。現場に泥棒が入ることも多く、これらの工具を盗まれると、当然痛手になるが、ある程度覚悟しているらしい。また、盗品専門?の販売店もあるらしく、自分の使っていた工具が堂々と売られていることもあるとか。
 話を釘打ち機に戻すと、最近はMAX製がほとんどらしい。MAXとは、オフィスでもよく使っているホッチキス(商品名)のメーカーである。ホッチキス物語はこちら→http://wis.max-ltd.co.jp/op/h_story.html

 建築用にもこの技術が使われており、この現場で使用しているハリを見せてもらった。

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コの字型でハリが連続してついているのはかわらないが、先端の半分が赤くなっている。
大工さんが言うには、この赤い部分は接着剤になっているそうで、高速に打ち込む際、摩擦熱でこの赤い部分が溶けて、接着剤併用釘としての威力になるとか。

たまには、現場でいろいろと見ていると勉強になるものだ。
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2006年06月30日

060630 玄関扉とユニットバス

 中間検査の日に玄関扉とユニットバスも設置工事を行っていた。

□玄関扉(スチール特注)
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 玄関扉は、施主のこだわりの一つであった。扉の条件は荷物を搬入する際に大きく開くことだった。
 当初、開き+折り戸や3枚引き戸などいろいろな案があったが、やはりコストの面で、スチールの両開きドアになった。
 両開きでも、両方とも180°に近く開くことが条件で、コンシールドドアクローザーも180°開きのものを選定した。写真では、よくわからないが、かなり凝ったディテールになっている。
 玄関の扉は、亡き宮脇壇氏の「玄関扉はお客を向かい入れるので内開き」ということや私の師匠(椎名政夫氏)の教えで、内開きにしたかったが、ここは風が強いので、扉下端の納まりに自信が無く、外開きにしてしまった。
 外開きだと、気密を確保しやすいが、そのままのディテールだと、鍵のデットボルト(かんぬき)が見えてしまう。そこで、この扉の召し合わせは、デットボルトが見えない工夫をしている。

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 結構、こだわったのだが、施主はどこまで理解してくれるかな?

 ユニットバスも無事おさまったようである。

□正面の色は、施主のご主人が選んだアクセントパネル
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 後で、施主の奥さんが内部に入って一言「狭い!」と言っていた。1616のユニットだから広さはこんなもんだけどなぁ。少なくとも今、君たちが住んでいるマンションよりは広いぞ。 金額的に余裕があれば、TOTOの1717サイズも選べたんだけどね。>我慢!我慢!
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060630 外壁材

 外壁材は、ローコストゆえ、ガルバリウム角波板 竪貼となっている。施主には、「トタンのようにペラペラの板だよ」と伝えてはいたが、実際にサンプルが出てくると悩んでしまった。

□2種類の折見本 色は、シルバーで決定している
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□平らな部分が大きいので、強度的に不安
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□折りが細かいので、強度的には、有利
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 コスト的には、この2種類の選択となるが、施工者側からも「本当にこれで良いんですか?」という念押しに施主も頭を抱えてしまった。
 施工者側からは「長年住み続ける住宅ですから、せめてこちらの外壁にされたらいかがでしょうか」と最近はやりの成型板を出してきた。

□裏側に断熱材が貼ってある成型板
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 施主も悩んだ末にこの材料を採用することになった。もちろん増額になるのだが。

 やはり、ローコスト住宅は難しい。実際にガルバリウムの角波板を張ってある住宅も見てきたが、自分自身採用したことはなく、見学した住宅が、その後どのようになっているかも確認していない。
 今後、何十年先までこれで大丈夫かといわれると自信がないので、少しでも安心できそうな材料を勧めてしまう。しかし、この住宅では、この成型板の選択は正しかったと思う。

 板金屋さんよ、綺麗に施工してくれよ!

というのは表向きの話で。実は・・・。
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060630 中間検査

今日は、フラット35の中間検査の日である。通常、役所の検査は午後と決まっているのだが、本日の検査は朝の9:30からである。「30日だし、車が混むかもね」と言われれば、早起きして行くしかない。下の道は、混んでいたが、高速はそうでもなく、8:40分に現場到着。
 現場では、電気屋さんやユニットバスの取付業者、玄関のSDを取り付けていたりと検査の状況ではなかった。そんな状況を見ていたら、9:10頃に検査官が到着。
 「ちょっと早いですが、はじめても良いでしょうか?」というので、検査は早めに開始した。当然、現場の主任もいたのだが、なぜか一緒に回らない。
 検査官は、「じゃぁ、最初は、配置からですねぇ」といいながら、確認申請書の配置図を手に北側隣地境界へ進んでいった。 「2項道路ってどこ?」
 『おいおい、だろーっ。これが道路にゃ見えないよなぁ』と心の中でつぶやきながら、「ここです。」と草むらを指さした。

□写真の赤い部分が42条の2項道路扱いとなっている
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「ここは赤道なんですよ。茨城県は、1.8m以上の赤道は、すべて建築基準法上の道路として扱うそうですよね。」
「そうなんですけど、こりゃひどい。行き止まりですか。」
「この上は開発で赤道を廃道したようです。隣地は市の公園なので公園課とも話して緑道として利用するなども提案したのですが、ダメでした。」
「こりゃ、開発したときに考えなくちゃねぇ。」

そうなのである。この敷地には、赤道という昔の農道が接しており、この扱いに関してかなり市役所とも協議したが、基準法の道路として扱うというのだ。

いろいろと調べた結論は、下記を参照。
茨城県では1.8m以上の赤道はすべて42条の2項道路として取り扱う
昭和26年2月19日 県84号告示にて、1.8m以上、4m未満の認定外道路(赤道等)は、すべて42条2項道路として扱う。理由は、茨城県には農村が多く、農道として赤道が多数有り、基準法の42条で判断すると、建物が建たないところが多数出てしまうため、救済措置として告示を出したとのこと。
 つまり、42条2項で、「この章の規定が適用されるに至つた際現に建築物が立ち並んでいる幅員4m未満の道で、特定行政庁の指定したもの」に該当させたようである。


さて、配置の確認を終わり、建物内部を見るという。今回の建物は、外部に筋違がなく、構造用合板で固めるスタイルなので、検査時には、一部補強金物が見えなくなってしまう。検査機関に聞くと、写真を撮っておけと言うので、ちゃんと用意してあったのだが、アンカーボルトもホールダウン金物も写真も見ない。
 何に興味があるのかな?と思っていたら、火打ちだった。1階の居間部分の構造を説明し、ここに関しては、不要という判断をしてくれたが、2階の屋根部分の火打ちは「2階4隅に火打梁なし検討ください」と検査指示書に書かれてしまったので、後日検討結果を報告しなければならない。

これで終わりと思ったら、思わぬ事態が・・・。続きを読む
posted by F at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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