2006年08月11日

060811 建具と畳

 前日、施主と遅くまで打合せし、結局泊まってしまった。朝、現場に行くと、畳が入っていた。

□畳が敷かれた和室
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 この畳は、先日棟梁が持ってきたサンプル帳にこの畳の施工写真も入っていて「これを選んでください」と言わんばかりのものだったので、即これに決めたのだが、価格は一番高かったらしく、棟梁は悩んでいた。実は、畳の金額は、一畳だろうが半畳だろうが実際の金額は変わらないようである。今回のように四畳半をすべて半畳の畳にすると倍の金額になってしまうのだとか。設計図には、ちゃんと半畳の組み合わせになっていたので、棟梁の拾いミスだったようだ。

 しかし、設計意図を理解して入れてくれた。>棟梁、ありがとう!

 並行して建具工事も昨日から始まった。建具屋さんは、やはり宇都宮から来るので、昨晩は泊まりで今朝も早くから作業をしてくれていた。
 今回の建具は、引戸も多く、引手をどうするか悩んでいたのだが、大手を彫り込んで引手にするデザインに変更し、作ってもらった。既製品の引手を使うより、大変綺麗に納まったと思う。

□台所との引戸の引手(アルミアングルを埋め込んでいる)
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□和室との間仕切り
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 今日は扉関係をすべてつりこんで、お盆休み明けから収納の扉を付けるそうである。お盆休み明け17日には、完了検査を受けることになってる。フラット35の関係で施主から最悪22日までに検査済証が必要と言われているので指摘箇所がないようにシックハウス関連の書類もいやというほど提出してきた。
 次回現場に来る日は、この完了検査を受ける17日である。なんとなく後ろ髪をひかれる思いで現場を去ることにした。
 しかし、この後思わぬ悲劇が・・・。続きを読む
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2006年08月10日

060810 板金工事完了

 いよいよ今日で板金工事が完了する。今年の天候は板金屋さん泣かせの雨が多かったが、気がつくとハワイ帰りのようにこんがりと焼けた姿に変身している。
 しかし、板金屋さんの仕事は大変だと思う。炎天下に鉄板の屋根に上がり、作業をしている姿は、お好み焼きの鉄板の上に乗せた目玉焼きを想像してしまう。
 この現場の板金屋さんは、宇都宮から2時間半もかけて通ってくれ、しかも、予算内で良い提案をしてくれたので、助かった。外壁の件、屋根の件、棟換気の件など設計者として持っていない情報を的確に流してくれて結果的に良い建物に仕上がったと思う。
 傑作は、あるとき業界新聞をくれたので、事務所に戻り、珍しさもあり、しげしげと眺めていたら、ガルバの樋の広告が掲載されていた。

□板金新聞の広告
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 ガルバの屋根にガルバの外壁、樋もシルバーにしたかったが、なかなか良い製品がなかったので、「これは!」と飛びつき、次に現場に行ったとき板金屋さんに聞くと、「見ちゃったの?いわれるんじゃないかと思ったよ」と来た。
 「じゃぁ、サンプル取ってみるから、今度決めてくださいよ」と次の現場に来た時に、内定していたセキスイのVM120のシルバーメタリックと松下電工が新製品として出したシルバーの塩ビ樋のサンプルも一緒に持ってきてくれた。
 実物を見ると、やはり塩ビのシルバー色よりガルバの製品の方が建物に馴染むのは明白だった。板金屋さんに価格的に大丈夫か聞くと、携帯で問屋さんと交渉してくれてOKとのこと。

 結果的には、板金屋さんの提案をすべて採用したかたちになったわけだが、これを板金屋さんが仕組んだトラップだったと思う人はいないだろう。

□軒樋が付いたところ
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 破風と袖壁の納まりも外壁材の裏打ちを一部剥がして、このようにしてくれた。

 身体に気をつけてこれからも良い仕事としてね!>板金屋さん!!
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060810 床のワックス

 床は、パイン材厚21ミリの無垢材を使用しているが、仕上はワックスをかけることにしているが、別途工事となっている。面積としては、約60u。20日に仲間内の見学会を予定しているので、参加者にボランティアで塗ってもらうことを画策していた。
 ワックスの選定は、前回建てた住宅の施主がいろいろ調べた上で塗ったという「塗油(とゆ)」を使うことにした。

□匠の塗油
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 これは、荏油(荏胡麻の種から採った植物性油)をベースとした100%植物油である。前回の施主はかなりこだわりを持っていた方なので、「その人が選んだのだから良いに決まっている」という単純な理由で採用になった。
 施主に購入してもらって、この日に試し塗りをしてもらった。蓋を開け、オイルのにおいをかぐと、天ぷらでも揚げられそうなにおいが・・・。
 施主は、「あまり良いにおいじゃないなぁ」と消極的だったが、塗ってみるとべたつきもなく、しっとりとした感じに仕上がった。しかし、乾燥時間が24時間以上かかるとのことで、見学会で塗ると建物に入れなくなってしまうため、施主にお盆休みですべて塗ってもらうように御願いした。
 
 お盆休みに油まみれになってくれ!>施主さま
 

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060810 塗装の話

 塗装屋さんは、外壁の杉板、破風、玄関の扉の塗装を行ってくれた。玄関の扉は、吹付で行ってくれるようである。養生ができ、吹付始めた。最初は、「こりゃとんでもない色になりそうだ」という印象だったが、出来上がるとこんな感じ。

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 施主も気に入ったようである。一応、一安心。

 南側の外壁は、玄関よりも木の色が出るように淡い色にしている。
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 本来は、内部の塗装も塗装屋さんに御願いするはずだったが、主任から実行予算が合わないので、私と主任とで一緒に塗らないかと言われていた。
 確かにローコストといいながら、いろいろと難題を与えてしまったこともあり、行うことに同意した。塗料はオスモカラーのエクストラクリアーという製品である。
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 この製品は、自然材料を使用しており、人気が高い。塗装と言うよりワックスをかけるイメージに近い塗料である。
特にシナ合板は、一般的なクリア塗装だと少々毛羽だったように仕上がってしまうが、これで行うと木目も浮きだし、毛羽立ちもしないので気に入った。
 約5時間ほど悪戦苦闘して、2階の家具内部と建具枠、巾木に塗ったが、10l缶の半分近くを使ってしまった。
主任は、「しろうとだと使う量が多くなるんですかねぇ」といっていたが、残りの量ですべて塗り終わるとは思えない。
続きは、17日の役所検査後に行う予定だ。

「もう一本いっとく?」>主任!

□塗り終わった家具内部(写真ではわかりづらいが、綺麗に仕上がった)
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060810 照明器具がついた

 今日は、お盆休み前、最後の現場監理の日。車も夏休みだからか少し渋滞した。現場も追い込みモードに入っているので、職人さんたちの数が多い。大工さん、建具屋さん、ガス屋さん、タイル屋さん、塗装屋さん、板金屋さん、電気屋さんと敷地の回りにほとんど車が横付けされてしまった。
 で、まずは、電気屋さんが付けてくれた照明器具の話。

 電気屋さんは照明器具の位置に事前に配線しておくので、高さ等の打合せは重要である。図面にも記入しているが、軸組の時点で当然、打合せも行っていた。
 設計者は、照明器具の位置を決める際、高さの寸法はもちろんのこと、取り付く面の材質を考えて指示をする。特に目地がある材料に対しては、目地の芯を基準に調整する。
 今回の壁付け照明器具を見ると、微妙に位置がずれている。大工さんは、仕上の材料を張る際に電線を出すわけだが、出しやすい位置に出すので、普通電気屋さんは取付の際に台座の部分で調整しながら取り付ける はずと思っていたのだが・・・・。
 電気屋さんに移動できるか聞いてみたが、「ビス穴が出てよければできますが」といわれ、出て良いわけないので仕方なく諦めた。ちょっと考えてくれよ!>電気屋さん。

□今回の電気屋さんは、微妙なずれがお好みらしい
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ところが、もっと悲しむべき納まりがあった。
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 これは、施主が工事中にガレージ前にセンサーライトが欲しいと言いだし、いろいろと器具選定して見せるも気に入らない。どうも価格が高いということも原因の一つだったようだ。
 数週間前に現場に行ったとき、「近くのジョイフル本田に安いセンサーライトがあったから見に行こう」と言われ、行ってみると、1980円でこの照明が売っていた。
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 「これなら色もシルバーだし、いいだろ?」という施主に『本人が気に入っているんだから仕方ないかな・・・』と思い、首をタテに振ってしまった。
 ところが、この器具は、コンセントに差し込む形状だったので、電気屋さんは直結してくれるはずと思っていたのが間違いだった。電気屋さんは、確認もしてくれずにそのまま外部用コンセントを取り付け、『どうぞコンセントに挿してお使いください』的にしてしまった。

 ここは、建物の顔だぞ!なんでこんなコンセントが付かなきゃならないんだ!。
なぜ聞いてくれなかったのよ>電気屋さん!そうだ、この照明器具を付けるといった施主が悪い!と少々キレた瞬間でもあった。それにしても外部コンセントの色は何とかならないものだろうか?シルバーに塗りたくなってしまう。

 やはりローコストの住宅は難しい。
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2006年08月05日

060805 まもなく大工工事完了

 そろそろ大工さんの仕事が終わりに近づいた。内部の大工工事で造ってもらった物入も完成し、扉は建具屋さんの仕事になる。

□2階寝室の本棚
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□2階寝室の物入
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 今日、大工さんはテラスに着手していた。

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 テラスは、東面を道路と平行にしているので、直角三角形のようになっている。デッキ材は、その道路のラインに合わせて張っていくため、デッキ材の長さはすべて異なってしまう。そのため、材料どりが面倒だ。

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 デッキ材の間は、5ミリの目透かしで張っていくため、大工さんは5ミリベニヤを挟みながら釘止めしていく。
 順調に張り進んだところで、大工さんの手が止まった。すると、墨壺で墨をうち、丸鋸でカットし始めた。
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 デッキがこの先、短くなっていくのでおそらくカットした材料を張っていくのかな?と思っていたら、残念ながらカットした材料の長さが足りず、新しい材料もなくなり、この日はここで終了となってしまった。
 材料があれば、明日(日曜日)行うそうである>大工さん、休日出勤ご苦労様。もう少しで終わるからがんばってね。

 ちなみにこの日の昼休みに施主と木部塗装色を決めた。
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 玄関は、赤い扉になるので、濃い色にしたいとのことで、サンプルの一番濃い色に決定し、居間の南面は、薄い色に決まった。この外部塗装が終われば、外壁と樋が取り付けられ、外部工事が完成する。

 塗装されると、どんなイメージにかわるか楽しみ半分、不安半分である。

□参考(道路からの見え方)
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060805 足場解体+エントランスのコンクリート打設

 梅雨が明けたら天気がよくなり今日も快晴!。しかし、暑い!!。足場が解体され、ようやく建物のシルエットが現れた。早速北面の窓を見に行くが、やはり修正していてよかった。やはりかなり見える。

 □北西面 
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□南からの前景
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 今日は、玄関と車庫の床のコンクリート打設である。玄関は、車のトランクから荷物を入れやすくしたいという施主の強い要望からこのようなかたちになっているため、実際に車が問題なく近づけるか図面でいろいろと検討していた。

 □図面上での検討 階段と車のバンパーがぶつからないようにしている
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 しかし、実際には、荷物も積んでいるし、マフラーもあるため、コンクリート打ちの前に実験することになっていた。
今日の実験の前に、荷物を積むとどれくらい下がるかという疑問に対して、体重120sを誇る?現場主任がトランクに座って約2.5p下がるというデータを入手していた。>思ったほど車高は下がらないものだ。

 さて、実験時は、施主が仕事中のため、車を借りて、私が行った。コンクリート打設前なので、道路より床が下がっているため、フロントバンパーが当たるかどうか心配だったが、一応ギリギリでクリア。

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仕上想定ラインで車を止めて、クリアランスを見てみる

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多少の誤差を考慮しても、階段に当たらないという判断をし、午後からコンクリートを打設することにした。

仕上げしても、車に傷がつかないことを祈る!

午後になり、コンクリートの打設が始まった。

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 この日は、気温が36°近かったので、職人さんたちは、ほとんど熱中症状態で、こてならしをしていた。
仕事とはいえ、ご苦労さんです。

□工事が終わったエントランス付近

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 やはり、スロープの勾配が少々キツイ。車のことがなければ、階段をあと1段増やしたいくらいである。冬にスロープで滑らないことを祈るしかない。コストのことで、頭がいっぱいだったが、今から思えば、目地棒とかタイルを貼ってしまうなどスロープの安全対策をしておけば良かったと反省している。

 ローコスト住宅は難しい!
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2006年08月03日

060803 イケアに行った

 今日は、施主と一緒に南船橋にあるイケアに行った。そもそもなぜ施主と一緒に行ったかというと、施主が先月奥さんと二人で行ってきて、気に入った照明器具を見つけたというのでつきあうことになった。
 施主たちは、車で、私は武蔵野線で現地に向かった。案の定、車は渋滞し、待ち合わせ時間に彼らは現れず、一人で店内を回り始めた。
 イケアの家具は、安くて質がよいと評判だったが、私としては一度も行ったことがなかった。何の当てもなく漫然とショールームを見始めたが、確かに価格が安い。「なんでこんな値段で売れるの?」というものが多く、これなら混んでいるのも納得できる。
 しばらくすると、「なに!?」と大声を出したくなる照明器具が展示してあった。イサム・ノグチの「AKARI」シリーズに似た照明器具である。ホームセンターなどでもこの「AKARI」に似て非なる商品は売っているが、イケアの価格は1,110円!。セードだけだと45pは420円である。
 そもそも個人的に、照明器具は「ヤマギワ」か「山田照明」からしか選んではいけないと教えを受けていたので、今回の住宅の和室の照明には当然のように「AKARI」を選んでいた。施主に金額のことをいうのもイヤだったので、これは竣工祝いに送ると伝えていたのだ。
 そのため、先日ヤマギワに注文したばかりだった。天井高さが高いので、コードを標準の80センチから1.5mに変更してもらう必要があった。ついでに自宅のAKARIが破けてしまったので、セードも注文した。
 AKARIだと、本体価格8,800円+コード加工費4,900円 セードのみ6,200円 しかも 特注ということで納期が未定だった。
 イケアのはコードの長さも1.8mある。でも、絶対品格と品質は違うんだ!という固い信念と多少の後悔を持ちながらさらに見ていると、施主様ようやくご到着!
 振り出しに戻ってはじめから見始めると、AKARIのところで、「これと似たヤツが和室に付くんだろ」と来た。「似て非なるものだよ。価格だって10倍以上するんだぞ!」と言ったところで、理解なんかしてくれないよなぁ・・・。
 あまりに悔しいので、参考に一つ購入した。すると、「これを竣工祝いにするなよな」といわれ、「これは自宅に実験的につけるの!」と切り返す。
 で、付けたのがこれ。
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 確かに高いところに付けると「AKARI」のロゴも見えないし・・・。色もオリジナルに比べると白すぎるのだが、しばらくすれば、馴染んでしまう気がする。

 イサム・ノグチよ、草葉の陰から何とか言ってくれ!

 その後、施主が気に入ったという居間に付ける照明器具を見て、私も良いと思ったので購入した。ライティングレールに片側3つづつ付けようということになり、合計6つ購入したのだが、一個1,500円。
 ヤマギワで選んだらいくらになったことやら・・・。

 やはりローコスト住宅は難しい!
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2006年07月27日

060727 そろそろ梅雨明け!?

 今年の梅雨は長い。各地で大雨による被害も多く、この敷地も近くに川が流れているので心配していたが、幸いこの川の水位はあまり上がらないようだ。
 今日は、施主と各種色決めを行うことになっており、天気が心配だったが、どうやら雨は降らないようである。そろそろ梅雨も明けて欲しいものだ。
 色決めの前には、大工さん、建具屋さんとの打合せが控えていた。ローコストだが、今回は既製品の建具を使わないことにしたので、建具屋さんとの打合せには熱が入る。
 とりあえず、こちらの意図を詳細図面にして渡し、検討してもらうことになった。>よろしくおねがいしますよ、建具屋さん!。

 外壁工事は、雨の影響もあり、進み方は微妙だが、割り付けを気にしていた正面(西面)の施工ができていた。

□4つの窓の間の割り付けがきちんとできて満足!
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 玄関横の杉板やシャッターも設置されていた。
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 外壁は、屋根との取り合いを張り上げてから、カットし納めるそうなので、現在はSLのD51みたいなデフがついているように見える。突風がきたら大丈夫なのか少々心配ではあるが・・・。
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 内部としては、居間の壁(パイン材)が施工中で、なかなか良い雰囲気になってきた。
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 建具の枠も徐々にできつつある
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 さて、午後から施主と色決めである。決めなくてはならないのは、キッチンパネル、台所と一部天井に使用しているビニルクロス、玄関の扉の色、外壁杉板の色、玄関のタイルである。
 キッチンパネルとビニルクロスは、すんなりと決まり、玄関まわりの色決めとなった。

□サンプルを並べたところ
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 施主は、設計時に作成したパースやCGの色がお気に入りらしい。さて、どの色になったか乞うご期待!

□設計時にプレゼンしたパースの一部
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2006年07月20日

060720 内装工事進捗状況

 雨が降っても、内装工事は進められるが、庭で木材を刻めないので、大工さんもやりづらそうだ。
2階への階段が出来上がった。この建物は、スキップフロア(半階ずれている)なので、2階へは、6段の階段で到達できる。そのため、トイレも1階と兼用とし、コストダウンおよび面積削減を図っている。

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□寝室側から階段室を見たところ
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 寝室は、OSBばかりでは、イヤとの奥様の要望から、化粧のラーチ合板を使った。化粧ラーチ合板は、さすがに木目が綺麗だが、天井と壁を同じにしたのは、やはり多少うるさかった>要反省!
 しかし、コスト的にも厳しかったので、致し方ないのだが・・・。天井はシナ合板でも良かったかなぁ。

□正面の壁は、収納で隠れるため、構造用ラーチ合板が張ってある。木目が違うのがわかる。
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 廊下も壁を張り始めると、狭く感じてくる。

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 右側がこの住宅最大の収納スペースとなっている。施主は、物持ちが良く(言い方を変えれば、ものが捨てられない?)プランニングの最初にたくさん収納が欲しいと要望したくらいだ。設計をする上で、どのくらいの量があるのか見せてもらうのだが、たとえ幼なじみであっても、いまだ公開してくれない。
 だから、収納にものが入らなくても、私の責任はないのである(^.^)。そんな性格なので、まだ、柱と梁の状態の時、収納の上の天井裏に目を付け、「あそこまで物入にしてくれ」と要望されたので、大工さんに御願いして、天井を高くしてもらった。

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写真右側の天井裏も利用したいといわれそうだが、ここに物を入れるには、天井下地をかなり補強しないとならないし、もし、入れた物が重くて天井が下がっては困るので、見つからないうちに塞ぐよう大工さんに指示している。
 棚は2段作ることになっているが、一体何を入れるのだろうか?
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