休み明けの今日、いよいよ完了検査である。中間検査は朝一番だったが、今日は10時30分からである。今回の建物は、法的に何の問題もないため、検査で指摘はあり得ないと自信を持っていた。
10時半になり、検査官の到着である。検査官は、中間検査をしてくれた人だった。中間検査で基礎の高さを指摘していたので、真っ先にスケールで測りだした。
当然、土の鋤取りを行っていたので、問題なく内部に入ってきた。一通り説明すると、おもむろに浴室に入り、巾と浴槽の高さを測りだした。
「これ、ユニットバスなのに何で測るの?」と心の中でつぶやいていたが、「この浴槽に手摺はないんですか?」と聞かれ、「ははーっ、この人フラット35のバリアフリー(優良住宅支援制度)を適用していると思っているな?」と思い、その制度は使っていないことを告げると、「普通のお宅は普通使うんですけどね・・。」と使わないといけないような返事。
今回の物件は、寝室が2階にあり(といってもスキップフロアなので、半階しかずれていないが)、同一フロアにトイレがないと、この制度が使えないため、はじめから諦めていたのである。
あとは、出荷証明書を念入りにチェックして、無事ご指摘なしで終了となった。検査済証を早く欲しいのだと告げると、明日(18日)の夕方にはできるとのこと。これで、一段落である。
その後、建具の塗装に取りかかった。先週は、主に2階の家具の内部を塗装したが、今日は、つり込んだ建具や窓の付け枠、巾木を塗装する。
まず初めに、和室と居間の間仕切り戸を塗ってみた。材質はシナ合板で、塗ると木目が浮き出してなかなか雰囲気が良くなった。
□左が塗装済の扉、右が塗装前
はじめは、つり込んだまま、塗装していたが、主任から、「外して塗らないと、枠に隠れているところが塗れないですから、手を抜かずにやってください」と叱られ、それもそうだなぁと納得して、ハンガーレールの建具も外して塗っていった。
さすが、主任!手抜き工事は嫌いなのね(^.^)
一生懸命塗装をしていると、日が落ちてきた。今日は、検査だったので電気も仮設から使えるようにしてあり、夜の雰囲気も見ることができた。
□アッパーライトの照明器具
しかし、まだ網戸が入っていないし、当然空調機もないので、窓を開けていると場所柄、蚊や他の昆虫が寄ってくる。この状態で、今日は、主任と施主(ご主人)と泊まり込み検査をすることになっていた。
施主は、そのことを案じて扇風機を買ってきてくれた。>感謝!
また、20日に仲間内の見学会を予定しているので、ついでにプレ焼き肉テストも行うことになり、日が暮れた庭では、主任がいそいそと炭をおこしていた。
そしてプレ焼き肉パーティも終わり、3人で居間に移動し、いろいろな話をしていたら、昼間の疲れから私はダウン。
明け方、あまりの暑さに目が覚めたら、施主と主任は、つい先ほどまでディープな話をしていたそうである。
いったい何を話していたのかな?