2006年07月15日

060715 電気(配線)工事に思うこと

 住宅の場合、電気工事のなかで、スイッチやコンセントなど目に触れるもの、人が操作するものに関しては、施主にも位置や高さを確認して取り付けるようにしている。
 コンクリート住宅の場合は、打設時に配管を埋め込んでしまうため、コンクリート部分のスイッチやコンセントの位置を変更することは、基本的に無理だが、木造の場合は、後からでも変更ができたりするので、気持ちの余裕があったりする。しかし、一般にローコスト住宅では、天井のふところ(天井裏となる部分)がないことや壁もプレカットで行うので精度がよいから、胴縁等をつけずにそのまま仕上の材料を張ることが多い。そんなことから配線は、無造作に柱に穴を開け、通線されてしまう。

06071405.jpg

 柱は、金物で補強する際に同様の穴を開けるし、この程度の穴なら強度的に問題が少ないかもしれないが、なければない方が望ましい。
 私としては、コンクリートの基礎と壁のところに木の見切りをつけて納めるようになっているので、Fケーブルは基礎上端に流してもらえるのだと勝手に解釈していたが、そんなに甘くはなかった。
 やはり、現場監理の重要性を痛感した。でも、毎日は現場に行けないよね・・・・。せめて着工時の検討事項としてきちんと説明しておくべきだった>要反省!。
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